2018年03月21日

「マグナブラバン・遍歴の勇者」の遍歴(ゲームレビュー記事)

5回目のレビュー記事です。
取り上げるのは、SFCのかなりマイナーなRPGです。
マグナブラバン・遍歴の勇者。

出色な導入部分と、特殊な戦闘と、結構印象に残ってます。

しかし、「マグナブラバン」ってどういう意味なんだろ。


DSC_5708.jpg

タイトル・マグナブラバン・遍歴の勇者
発売年・1994 
機種・SFC
ジャンル・RPG
メーカー・開発・レナール、発売・アスク講談社






・普通の少年が騎士になってしまうストーリー


DSC_5720.jpg


羊飼いの少年・アレクスは、魔物に襲われかけたところを騎士に助けられたことがあった。
ある日、アレクスは親の反対を押し切って闘技大会に出場して騎士になろうと画策、そして実行。
家近くの闘技場に選手として参加。
しかし、一回戦でフルボッコされてしまう。
失意のアレクスは、同じく一回戦で敗退した屈強な戦士・ゲッツ、魔法使いの娘・ジーナと共にやけ酒ならぬ、やけミドを敢行(アレクスはミド飲めないらしいが)
と、そこに闘技場襲来の一報が。


3人が駆けつけると、すでに闘技場は壊滅。
すると、闘技場にたまたまいた3人は、無傷で魔物を撃退したと勘違され。
王に騎士に任命されてしまったのだ。

3人はその後、騎士として旅に出るのだが…。

アイテムの頼みを、ズルして達成したことにする。
しかし、仲間との衝突。
そして、普通の少年が命を懸けて戦うわけ。
どこまでも素朴な青春劇が、騎士に助けられたことをきっかけに、歩みを始める。




・ズルいキャラ、真面目なキャラ



そんなゲームのパーティキャラは、やはりユニーク、しかし、意外に硬派なキャラもいたり。
上記3名の他、ギャル風の神官・シャロン、エルフのリリアナ、武道家のリー、王女の剣士・アン。
そして、問題の勇者ロトト。
ある勇者の真似をしてるらしい…。


尚、最終ダンジョン突入前に6人以上の仲間キャラから、アレクス含む5人を選ぶ必要がある。

その際、選んだキャラがラスボスに大げさに名乗りを上げる。
そんなシーンは、くすっとくる。



・メニュー画面でタンマをかけられる戦闘システム


DSC_5728.jpg


左ななめ上に向かうクォータービューの画面を、最大5人のパーティで闘う。
ただ、キャラはいずれもセミオートで行動
そのセミオートの行動を予め決められた作戦通りに動く。



つまり、弱い敵相手なら、プレイヤーは何もしなくても羊飼いの少年たちが攻略してくれる。
が、毎回そういかない。
しかし、このゲームでは・・・。


なんと、戦闘中に戦闘を中断してメニュー画面を開くことができるのだ。
戦闘中に回復アイテムや回復魔法で回復ができてしまう。(アイテム所持制限はそれなりにあるが。)
他、作戦変更なども可能。



DSC_5727.jpg




・それぞれの遍歴



サッカー漫画を読んで世界的なサッカー選手になった人もいれば、アイドルになりたいと思った結果、声優になった人もいる。
志望動機をきけば、その道のプロは顔をしかめるのだけど。

普通の羊飼い(と言っても戦闘になると結構強いのだけどね)が、手の届かない地位をひょんなことから手にしてしまう。
ズルしたって、真面目な人だって、生きてはいける。
しかし、そんな彼らがそれでも戦う素朴な訳があった、いや、見いだせた。
バロンドールを取るストライカーでも無い、日本武道館やドーム球場を満杯にするスターでもない、等身大に思いをぶつける奴らのカッコよさを、仲間と共に難局を攻略する姿を、クォータービューで眺めようじゃないか。


posted by サフィア at 22:45| Comment(0) | ゲームレビュー記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください